起立性調節障害の子を持つ親が知るべき子どもへの接し方3つ

起立性調節障害の子どもの接し方

中学や高校時代の子どもは、将来を決める大切な時期です。

その大切な時期に起立性調節障害になってしまうと、親としては不安で仕方がありません。

子どものためにと思っていても、親の不安な気持ちを、子どもは敏感に感じとり、ますます心が不安定になってしまうのです。

子どもの苦しさを受け止めていますか?

起立性調節障害の子どもを持つ親は、日々の子どもの様子、将来のことを考えると、不安で仕方がありません。

なかなか起立性調節障害の診断がつかなければ、心配はますます大きくなるばかりです。

例え、起立性調節障害の診断が下りたとしても、治療が長期に渡れば、親の心配が解消されることはありません。

しかし、親の不安な気持ちは、日々の態度や言葉の端々にどうしても現れてしまうものです。
子どもは、不安な空気を敏感に感じ取ってしまうため、治療が思うようにすすまないということもあるでしょう。

親が気を病んでいると、笑顔で会話をする機会も少なくなります。
家庭内の雰囲気が、暗く落ち込んでしまえば、子どもは心を開くことができません。

まずは、親が率先して平常心を取り戻し、子どもの不安や苦しさを受け止める環境を作るのが大切です。

長所を伸ばして、短所には目をつぶること

子どものことが心配で何かと口出ししてしまうと、子どもは「自分を見てくれている」と、間違った満足感を得てしまいます。
これは、心理学では「強化子」と言われ、わざと悪い状態を強めてしまうことになります。

起立性調節障害の子どもの症状を改善させるためには、悪い状態を強化させずに、良い部分を伸ばしてあげることが必要です。
子どもの長所に目を向けて、心から褒めてあげることで、悪い状態が解消されるきっかけになります。

治療をしても、なかなか改善しないとしたら、もしかしたら「口出ししていないつもり」「褒めているつもり」になっているのかもしれません。
まずは、子どもの話を否定せず、じっくり耳を傾けてみましょう。

子どもの話の中には、心配になることや怒りたくなるようなこともあるかもしれません。
しかし、それは表に出さずに、平静な態度でしっかり話を聞いてあげることが大切です。

少しずつでも苦しい気持ちを吐き出して精神的な落ち着きを取り戻した子どもは、親に相談事や愚痴を言えるようになります。
それに伴って、身体症状が改善してくるでしょう。

3つの態度で心の平静を保つ方法

思い描いたイメージは実現するという「自己実現的予言」という言葉があります。

子どもに、良いことは実現して、悪いことは実現しないとイメージさせるために、親は「3つの態度」で接するようにすると良いでしょう。

「2つの実行」と「1つの停止」のコツを覚えると、心の平静を保つことができます。

【実行】良かった所を、よろこび褒める

1日の中で子どもの良かった点を見つけて、本心で褒めることから始めてみましょう。
どんなに些細な事でも構いません。

少しずつでも続けていれば、心から喜んでくれる親を見た子どもは、1ヶ月ほどで何らかの変化が現れてきます。

【停止】子どもの短所を心配する

起立性調節障害 の子どもと接していると、態度や症状を見て親の不安は強くなります。

親が心配するほど症状を悪化させる「強化子」にしないためにも、「子どもを心配する親」という態度をただちに停止し、強化子を取り去ります。

【実行】子どもを客観的に見て、冷静に接する

子どもの態度や症状がどんなに変化しても、客観的に観察して平静を保つようにします。

親が不安を見せずに落ち着いて接するようになると、子どもは心の苦しさを吐き出しやすくなります。

まとめ

起立性調節障害の症状は、親の接し方が大きな影響を与えています

治療を始めてもなかなか良くならないと不安な時は、親が自分の態度を見直すことも大切です。

不安定な子どもを見て、不安にならない親はいませんが、自分がそうさせているのかもしれないということを自覚し、率先して取り組むようにしたいですね。

◆ おしらせ ◆
私の娘もかつて起立性調節障害でしたが、今は無事回復しています。
下記でその方法について解説しましたので、宜しければご覧ください。

>>娘の起立性調節障害を治した方法はこちら

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

コメントは受け付けていません。