起立性調節障害の子どもを持つ親はうつ病に注意!

起立性調節障害の親

子どもが起立性調節障害を発症すると、子どもの状態や将来を心配するあまり、親が「うつ病」になってしまうことがあります。

自分の子育てに責任感じ、一時的にうつ状態に陥る人が多くみられます。

子どもの治療中に、サポートしなければならない親が体調不良になってしまっては、子どもが改善する以前に、共倒れになってしまっては大変です。

もしも、親も不調を感じるようであれば、子どもの診察時に一緒に主治医に相談するようにしましょう。

まじめな親が陥りやすいうつ症状

子どもに起立性調節障害の診断がついて、適正な治療を開始すると、一般的に比較的短期間に精神的な面での改善が見られます。

ところが、子どもの治療経過が良好でも、親が「自分の子育てが間違っていたかも」「子どもがこうなったのは自分のせい」と、まじめな親ほど自分を追い込んでしまいます。

親の精神的な落ち込みは、子どもに悪い影響を与えて、起立性調節障害の症状を悪化させてしまいます。

もしも、子どもの治療を進めている間、親が精神的な不安定を感じたら、精神科や診療内科などを受診して、治療を受けるようにしましょう。

子どもの治療には、親の心の平静は欠かせません。

こんな症状があれば医師に相談を

  • 毎日、気力が出ない
  • 食欲がわかず、食べ物の味がわからない
  • 夜、なかなか寝付けない
  • 意味もなく涙ぐむ

このような症状を感じたら、うつの初期症状かもしれません。

おかしいと感じたら、早めにメンタルクリニックを受診しましょう。

精神科に抵抗を感じるようであれば、子どもの診察の際に、主治医に相談してみるのも良いでしょう。

うつ病の疑いがある時は、主治医から精神科や心療内科を紹介され、専門医の適切な治療を受けるように促されます。

■メンタルクリニックでの治療

  • 抗うつ薬・向精神薬などの薬物療法
  • カウンセリング
  • 認知行動療法
  • 生活指導

明るい未来を思い描き、子どもと接する

親が子どもの進学や将来を悲観してばかりでは、子どもにとって精神的な負担になります。

また、悲観的な思いが実現してしまい、ますます自分を追い詰めることになります。

子どもの力を信じて、明るい未来を描きながら子どもに接せることで、良いイメージが現実化するようになります。

■対処法の一例

暗い想像はやめて、自分を責めない
ネガティブなイメージは、子どもに負担をかけ、親にとってもダメージを深くするばかりです。
「将来、ニートになったらどうしよう・・」
「自分が叱ったり責めたりしたせいで・・」
こんな風に、ネガティブな想像ばかりしていると、どんどん暗い現実へと引きずられてしまいます。

成功例を聞いて、出来る事から前向きに取り組む
医師に今までの成功例を聞いてみましょう。
また、支援団体の集まりなどで、乗り越えた人の体験談などを聞きに行くのも良いでしょう。
「あの人だから乗り越えられた」「自分とは違う」と他人と比較せず、自分の成功をイメージして、参考になることから前向きに取り入れてみましょう。

子どもと接する時は常に明るく
子どもの心理的ストレスを軽減して回復を早めるには、親が平静心を保っていることが大切です。
子どもに接する時は、常に明るく接するようにしましょう。
明るい親を見ていると、子どもの心は安定します。
それが自分の平静にも、子どもの回復にも繋がることを信じましょう。

まとめ

子育てにまじめな親ほど、子どもの不調を「私のせい」と、自分を責める傾向があります。

そのため、子どもの起立性調節障害発症と併せて、親までがうつ症状を訴える人がたくさんいます。

例え起立性調節障害は体の病気だとしても、「自分がそんな風に生んだせいで」と、色んな方向から子どもの全責任を一人で抱え込もうとするのかもしれません。

起立性調節障害の治療は、親はできるだけ干渉せず、子どもの自立を優先して行われます。

この機会に、一生けん命治療に取り組んでいる子どもを見守り、将来の頼もしい子どもの姿をイメージしてみましょう。

回復した時には、子どもも親も、以前よりも良い関係になっているでしょう。

◆ おしらせ ◆
私の娘もかつて起立性調節障害でしたが、今は無事回復しています。
下記でその方法について解説しましたので、宜しければご覧ください。

>>娘の起立性調節障害を治した方法はこちら

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