起立性調節障害の親への負担をかけない4つの対応方法

起立性調節障害の子を持つ親

子どもが起立性調節障害を発症すると、不安や心配から、親がうつ状態になるケースがあります。

朝、教師や友だちに迎えに来てもらっても、子どもが登校できないと、毎回謝る親は大きなストレスを感じるでしょう。

心身ともに疲れている親を批判せず、ストレスが軽減するような対応を検討しましょう。

相互に負担をかけない対応が大切

欠席する日が続くと、毎朝学校へ「休みます」と連絡を入れることは、親にとって非常にストレスです。

親にかかる精神的なストレスを軽減するために、「今日は登校しました」と、明るく連絡ができる方が気持ちも前向きになります。

本人や子どもの家族にかかる負担を軽くするには、起立性調節障害に関する知識を基に、具体的な対処法を丁寧に実行していきましょう。

起立性調節障害への理解があることが伝われば、それだけでも本人や家族は安心できます。

「学校が気にかけてくれている」と思えるだけで気持ちが楽になります。

負担をかけない対処法

起立性調節障害に苦しむのは、本人だけではなく親も苦しんでいます。

学校は、本人もですが、親への気配りもしなければなりません。

親へ負担をかけない対応方法を紹介します。

1:朝の迎えは希望がある時

登校を促そうと教師や友だちが自宅まで迎えに行くことは、かえって本人や家族の精神的な負担につながります。

朝迎えに行くことは、本人と親の希望を聞いたうえ行うようにしましょう。

2:学校への連絡は前向きになれる方法で

子どもの長期欠席が続くと、休みの連絡を入れることが親の精神的な負担になってしまいます。

出席日数・欠席日数の割合で、電話連絡をいれる方法を決定するようにします。

欠席が多いときは、子どもが登校した時に連絡するようにすれば、「行きました」と伝える親も明るい気持ちで報告することができます。

3:出席はフレックスが理想的

遅刻しながらでも何とか登校できる子どもには、負担が少なく授業を受けやすい環境を整えます。

午後になると体調が回復する子どもが多いですから、登校時間を午後からにするなど、フレックスタイムに対応できれば理想的です。

4:保健室・相談室への登校

起立性調節障害が悪化して欠席や遅刻が増えると、子どもは教室に入りにくくなります。

クラスの中で馴染みにくい場合には、保健室や相談室への登校、自習ができるような対応を検討します。

子どもの様子を心理的な面を気遣うことができる養護教諭やスクールカウンセラーが近くに居ると、子どもは安心できます。

保護者・学校と話し合って、対処法を決めるようにしましょう。

親を批判せず、定期的なコンタクトをとる

長期欠席が続く子どもとは、電話や手紙でのやり取りや訪問でコミュニケーションを取るようにしますが、子どもの保護者とは、月に1~2回程度、定期的に直接コンタクトを取るようにして、子どもの症状や生活の様子について情報を共有するようにします。

保護者に対して「家庭環境や養育態度に問題があるのでは?」と考えていると、何気ない言葉から、保護者の気持ちを逆なですることがあります。

保護者に対しては、養育態度や家庭環境を批判することがないように、学校と保護者が連携して、子どもへの対応を統一するようにします。

医療機関への連絡は親の同意を得てから

学校には守秘義務があるため、医療機関と直接連携を取るには、子どもの家族の同意が必要です。

子どもの状態について確かな情報を得る

子どもへの適切な対応を検討するには、医療機関から子どもの心身の状態などについて、正確な情報を提供してもらいます。

また、学校生活での注意点・子どもとの接し方・起立性調節障害の症状に対する対処法などについてアドバイスを受けます。

子どもが学校という集団生活の中で安定するために、医療と教育の側面から連携した役割分担が必要です。

医療と学校でそれぞれの情報を共有する

不登校の初期段階では、子どもの中にも「学校に行きたくても行けない」という葛藤があり、それが様々な自立神経失調症状の引き金になることがあります。

頭痛・腹痛・めまいなどの身体的な症状などについては医療機関から、家庭訪問や手紙などで得た精神的な面や生活についての情報は学校側から相互に情報を共有するようにします。

まとめ

起立性調節障害の治療には、教師と保護者の連携が不可欠です。

さらに、起立性調節障害の詳しい知識や対処法については医療機関からの情報提供も欠かせません。

親と学校・学校と医療機関が相互に情報を共有することで、親にかかる負担も軽減し、安心できる環境を整えることができます。

◆ おしらせ ◆
私の娘もかつて起立性調節障害でしたが、今は無事回復しています。
下記でその方法について解説しましたので、宜しければご覧ください。

>>娘の起立性調節障害を治した方法はこちら

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