起立性調節障害を他の生徒に理解してもらう3つのポイント

起立性調節障害のことを生徒に教える先生

子どもにとって、学校に病気を理解してもらうのはとても大切なことですが、友だちからどう思われるだろう?からかわれたり嫌われたりするんじゃないか?と不安に感じるかもしれません。

特に、「なんであいつだけ?」と誤解されないようにするためにも、本人の了解を得て、きちんと説明することが必要です。

クラスメイトに対する不安がストレスになる

朝は誰だってゆっくり寝ていたいと思うものです。

寝坊して学校を遅刻すれば、先生に注意されてしまいます。

そんな環境の中で、一人だけ遅刻が許されて、毎日のように授業の途中から教室に入ってきたら、他の子ども達はどう思うでしょう?

病気について知らされていないクラスメイトにしたら、「あいつだけずるい」という感情を持ってしまうのも当然です。

中には、嫌味や悪口をいうような子どもが出てきたら、それは本人にとって非常につらいストレスです。

病気のことを他人に知られたくない人は多いです。

そのため、クラスメイトに話をする前には、必ず本人と保護者の同意が前提ですが、了承が得られれば、起立性調節障害という体の病気について、他の生徒にきちんと理解できるように説明を行いましょう。

クラス内の居心地で症状が変化することも

起立性調節障害を発症する子どもは、もともと周囲に気を使いやすい性格の子どもが多いです。

周囲の反応を気にするあまり、症状が悪化してしまうこともあります。

クラスメイトに説明する際には、本人が病気で苦しんでいることを理解できるように伝え、周りからも体調を気遣ってあげられるように情報提供をするようにします。

起立性調節障害という病気への理解がなければ、クラス内で悪口や嫌味を言われ、いじめに発展するケースもあります。

そうならない為に、起立性調節障害の症状の特徴や本人の状態などを具体的に伝え、症状が出た時の対処法についても共有しておくと良いでしょう。

下記のような3つのポイントを伝えると良いです。

【病気の特性について】
朝は体調不良で起き上がることが出来ないため、学校の開始時間に間に合わない。
体調不良のまま立っていると、失神することがある。
午後に向けて少しずつ回復し、午後からは元気であること。

【起立性調節障害という病気の理解】
怠けなどの気持ちの持ち様や、だらしないといった性格が原因ではない。
起立性調節障害という自律神経の病気であること。

【対処法について】
本人の具合が悪そうなら、声をかけたり横になるように促す。
すぐに教師に連絡するなど。

 

発症の裏に「いじめ」がないかを確認する

いじめは、大きな心理的ストレスを与えて自律神経系に悪影響をもたらします。

起立性調節障害の発症や悪化には、いじめが影響しているケースは少なくありません。

もしも、クラスの子どもが起立性調節障害を発症した時には、クラス内にいじめが無かったか十分注意するようにしてください。

起立性調節障害の子どもの欠席が急に増えた、症状が急激に悪化したというケースでは、起立性調節障害による遅刻や欠席について、嫌味を言われたりからかわれたりしている可能性があります。

起立性調節障害の子どもは、いじめの対象になる可能性が非常に高いので、クラスの雰囲気などに注意して、おかしいと感じたら、状況の改善に努めましょう。

まとめ

起立性調節障害を発症する年代の子どもにとって、病気を正しく理解するのは非常に難しいと思います。

教師の態度や回りの大人の接し方を見て、「特別扱い」「甘やかされている」と受け取ってしまう子どもが出てきてしまう可能性も高いと思います。

だからこそ、説明したから大丈夫と単純に考えず、その後の教室内の雰囲気など、気を付けて見ていく必要があると感じます。

◆ おしらせ ◆
私の娘もかつて起立性調節障害でしたが、今は無事回復しています。
下記でその方法について解説しましたので、宜しければご覧ください。

>>娘の起立性調節障害を治した方法はこちら

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

コメントは受け付けていません。